10月31日(火) ★常陸庵(なまそば)    

昔々、私が都内板橋の粉の問屋さんに居た時に、時々、焼きそば専用の小麦粉を運んだことのある、練馬にある桜井商店。 先程近くのスーパーに行ったなら、目を引くフレーズの商品があったので買って食べてみた。

常陸庵。なまそばだ。120グラムの1食ずつの包装で、エージレスが入っている。128円は高めの設定だが、これだけ手の込んだ包装形態ならばそれも仕方がない。蕎麦粉も挽きぐるみ系の少々色のついたものを使用している。挽きぐるみとは言え、むき実からの挽きぐるみの粉なので色はそれほど黒くない。シロウトのかたと言っては少し語弊があるが、挽きぐるみには2通りある。むき実からの甘皮の入った上品な挽きぐるみと、殻ごと挽いたいわゆる、ゴツゴツとした藪系の挽きぐるみの2通りである。これは是非とも覚えていていただきたい。挽きぐるみ=黒いということでもない。

さて、食べた感想だが、裏書通りの茹で時間2分で上げてみた。とてもふわ〜りとした比重の軽い蕎麦である。茹で鍋に入れた途端、お湯に沈まないですぐに上のほうに上がってきたのを見てもそれは判る。スーパーで売られているという条件なので、不特定多数の老若男女、どのようなお客様にも受け入れられるように、造られている。俗に言う、食べやすい蕎麦だ。それはメーカーとしてもしごく当たり前のことである。反対に、重い蕎麦は粉の繊維がぎっしり詰まっているので、食べ応えはあるのだが、クセが前面に出やすく、いわゆる、蕎麦通と言われる人にででないと受け入れられない。

いずれにしても、このなまそばは量販店にて売られているとは言え、かなりのレベルの高い蕎麦であることに変わりはない。昨日の味奈登庵よりも麺自体は上なのではなかろうか。
蕎麦も微増ながら消費が伸びている昨今、各メーカーともレベルの高い蕎麦を提供してきつつある。我々、蕎麦粉屋もそれに習いレベルを上げていかなければならない。

 
10月30日(月) ★横浜スタジアムへ    

横浜スタジアムに行って来た。関東地区大学野球決定戦の国際武道大学対筑波大学の試合を見るために。8時30分に家を出て、試合開始の11時ちょうどに横浜スタジアムに着いた。秋葉原までTXで行き、京浜東北線に乗り換え、関内駅で降りるともうすぐそこだ。前々から都合付けば行こうと決めていたので、行けてよかった。なんとか、昨日と今朝の早くより仕事の段取りしていたのでどうにか上手く行った。

試合は武道大のほうが攻守に筑波大を圧倒して7対1にて勝利した。昔、私が所属していた千葉県大学リーグが勝つことは自分のことのように嬉しい。明日は行けないが、あと二つ勝ち、(明日は創価大戦、明後日は上武大戦)明治神宮大会に是非、駒を進めて貰い、亜大や早大あたりを苦しめて欲しい。地方のマイナーリーグの底力を見せて欲しい。

さて、試合はテンポよく進み、2時間ちょうどの1時には終了した。急いで会社に帰らなければならないが、昼飯がまだだ。まずは蕎麦である。行く前に関内駅近くの蕎麦屋の状況を下調べしておいたので、すぐに蕎麦屋は判った。

味奈登庵・関内駅南口店に入る。蕎麦のチェーン店だ。横浜地区に10店舗ぐらいあるようだ。超大盛りのタワー蕎麦なるものが有名になっている。

立ち食いとチャンとした蕎麦屋の中間のような位置づけと思ってもらえるとよい。あらかじめ食券を購入する仕組みとなっている。私は天ざる蕎麦750円を注文した。およそ、茹で上げ後、400グラムぐらいの蕎麦の量があったので、やはり、盛りの良さをウリにしているようだ。天ぷらも揚げたてのものが付いてくる。野菜、2〜3種にイカと大き目の海老。これで750円は安い。蕎麦は白目の蕎麦粉を使用し、配合率50%ぐらいと思われる機械打ちの蕎麦である。のどごし滑らかな硬めの蕎麦である。香りはイマイチだ。もちろん、茹でたてを提供してくれるが、蕎麦はあらかじめ別のところにある、セントラルキッチン方式の工場にて製麺してあるようだ。

天ぷら、蕎麦ともまあまあのレベルで、キチントした物が提供されていてとても良いと思った。が、しかし、価格の安さはどこかで原価を抑えて調整せねばならない。それが、つゆのようであった。不味くはないが、鰹節があまり良質なものを使用しているとは思えず、また、その量も少ないのか、つゆにダシの旨味が出ていなかった。ただ、醤油の味が前面に出た塩辛いだけのものだった。まあ、でも仕方がないのだろう。あれだけの蕎麦の量をこれだけの低価格にて提供しているのだから、どこかで原価を落とさなければならない。

この味奈登庵はどちらかというと、落ち着いてゆっくり蕎麦の味を楽しむというものではなく、時間のないときにとにかく、蕎麦で腹を満たそう・・そういうようなコンセプトの店と思われた。夕方前には会社に戻りたかったので、蕎麦だけ食べ、また、来た時と同じ京浜東北線に乗り、秋葉原発、2時30分のTXに乗り、4時前には無事に真壁に帰って来た。大急ぎで横浜スタジアムまで行ってきたが、案外近いなぁという印象だった。

 
10月29日(日) ★いじめと新発売のうどん    

朝方の雨で中学野球の石下大会が中止との旨が連絡網にて入る。中止になれば中学生たちは桃山中の50周年記念行事。毒蝮三太夫の講演会がある。それに出席となる。私は明日のために備え、粉挽きに集中する。ただ、朝早い時間帯は電気の点検による停電のために9時までは機械を回せなかった。

明日は場合により昼間、会社を離れなければならないので、その時に備え、準備万端としておかねばならない。

先程昼のニュースを見ていたなら、岐阜の瑞浪市というところで、また中学生が自殺したのだそうだ。いじめが原因のようだが、私たちの頃は廻りでそのような理由で自殺した人などいなかった。時代が変わったとはいえ、何かがおかしい。いじめるほうもいじめられるほうも、ちょっと何かがズレているのではないのだろうか。人は他人との関わり合いの中で揉まれて成長していくものなのだが、ゲームはじめ、自分ひとりだけの世界での遊びごとが多いので、他人とケンカしたり、言い争ったり、仲直りしたりとか、人との摩擦で自分が磨かれていくんだという感覚がなくなってしまっているのだろう。

昔は近所の年の離れたガキ大将たちと、一日中、ベーゴマやパー(メンコ)、ビー玉などをして遊んだものだ。今はそのような遊びは見た事がない。全て昔が良かったとは思わないが、人と摩擦を起こして自分を磨いていく機会は、今よりもたくさんあったということは事実である。

さて、夏より新発売の写真のうどん、8分ぐらいで硬めに茹で上げ、冷水で締め上げた後、味噌煮込みのように熱いおつゆで煮込んで食べるととても美味しい。私も先程食べ終わった後、身体がポカポカで汗がジワリと噴出してきた。応対したお客さんも私の大汗でびっくりしていたかもしれない。これから寒くなってきたときはとても良い食べ物となる。爆発的に売れると良いのだが・・。

 
10月28日(土) ★久々の丸三蕎麦店    

久々に丸三蕎麦店に行き、昼食を食べてきた。ここ数日は家で昼飯を食べる機会が多かったが、きょうはホントに久し振りである。

さて、腹も空いていたので何にしようか迷う。我が家の朝飯は早い。ほとんど6時過ぎには食べ終わる。何故なら、長男は土浦の高校まで通うのに、スクールバスを利用しているのだが、家から2キロぐらいのところまで、7時すぎには行かねばならない。二男も野球部の早朝練習で7時までには学校に行く。そのようなことから、6時過ぎには食べ終わっていなければならず、その朝食の早いぶんだけ無性に腹が空くということになるわけだ。

天カレー蕎麦の大盛り、530円を注文。腹がとても空いているときは、この天カレーがよい。かき揚げの天ぷらが思いのほか腹を満たす。かなり久し振りの丸三だったので、どことなしか、いつもよりもかなり美味しく感じた。530円でこれだけの気分に浸れることはとてもよい。

きょうは朝から原料の入荷が多く、幌加内玄そばコンテナ1台(5トン)に輸入ものの玄そばとむき実併せて25トン、それに小麦粉5トンと言う具合に、合計35トンの原料が入荷してきた。そんなに広い場所には置かないので、理路整然とストックするように運搬業者に指示しなければならない。パレット積みのものがきょうは多いので、力作業が無い分、入れる順番を間違えないようにしないといけない。これが間違うと張り込み時になかなか面倒なこととなる。どうにか無事にこの作業は先程終えた。

さあ、これから午後は、各種それらを取り出して品質検査を入念にしなければならない。それをデータとしてインプット(頭の中と記録)しておいて、今後、挽く場合にあたり、それぞれのクセに合わせて機械類も微調整していく。そのような次第である。

 
10月27日(金) ★水戸・常磐大高 米川選手    

先日、我が二男の通う、桃山中学が大洗第一中学との練習試合で大洗へ遠征したときに、私も愛車をぶっ飛ばし観戦に行った。そのとき、とあるおじいちゃんがバックネット裏の私の脇に来て、いろいろ話す。どうやら野球に詳しいようだ。突っ込んで話し込んでみると、何でも数年前まで孫が、この大洗一中でプレーしていたのだそうだ。大洗一中のライトは90メートルくらいあり、その上に約10メートルくらいのネットがかかっている。そのおじいちゃんのお孫さんは、左バッターで何でも練習試合で何回かは、その90メートルのライトフェンスにかかるネットを越したのだそうだ。素晴らしいパワーをしている。

おじいちゃんに、それじゃ今もそのお孫さんはどこかの高校でプレーしてますね?と聞くと、水戸の常磐大高校でプレーしているのだそうだ。常磐大高校はきょうから茨城県で開催される秋季関東大会に出場する。きょうの第二試合の水戸市民球場で千葉の成田高校との試合である。一時開始というからもうすぐ試合開始だ。それで、そのおじいちゃんに名前を聞いたら、米川 というそうだ。そのようなわけで、常磐大高の米川君、素晴らしいパワーの持ち主できょうからの活躍が期待される。みなさんも是非、水戸・常磐大高の米川君、応援しましょう!将来有望な左の長距離ヒッターである。←先程、残念ながら千葉・成田高校に2−0にて惜敗。う〜む!

私も米川君に習い、パワーをつけたく、きょうの昼飯はカレーつけ汁そば。豚肉がたっぷり入っているのでパワーがつく。私も90メートルの上、10メートルのネットを果たして越せるだろうか。ポパイ・ザ・セイラーマンである。余談であるが、23日製造のなまそば、空気の遮断されたポリ袋での冷蔵保管による旨味熟成なので、4日目あたりのきょうがいちばんの食べ頃であった。

 
10月26日(木) ★稲庭半生(もどしなま)うどん    

午前中、筑西市の乾麺メーカーの専務さんが見える。乾麺の蕎麦と言うと、その原料は中国産の蕎麦粉と相場が決まっているが、最近ではそうでもなくなってきた。
今回の乾麺メーカーの来社も、そのような付加価値のついた商品の開発ということでの来社である。弊社は石臼の蕎麦粉には絶対の自信がある。

第二工場に居候している犬が、きのう私の洗ってあった靴を咥えてどこかへ持って行ってしまったので、こっ酷く叱っておいた。靴は敷地内から無事出てきたので良かったのではあるが。 そのようなわけで、犬はきょうは飯抜きだ。ところが、人間はそうもいかず、しっかりと食べなくてはいけない。

取引先よりいただいた、秋田の稲庭手延べうどんがあったのでそれを食べる。半生である。半生は普通、「はんなま」と呼ぶが、これは「もどしなま」と呼ぶらしい。とても変わっていて、粋である。

多加水熟成の製法なので茹で時間も6〜7分で済む。早い。さて、食べてみると、とても滑らか、かつ、程よいコシもあり、究極のレベルに達している製品である。製品と言うよりも作品と呼ぶにふさわしいかもしれない。そのような逸品である。

飽食の時代と言われて久しいが、このような付加価値のついた、本物のうどん、製品は、団塊の世代を中心に受け入れられるに違いない。麺類、差別化して高いと言っても、せいぜい一食に付き、100円かそこいらの違いであろう。であるならば、ちょっと出費しても美味しい、満足のいくものを食べようというのが人本来の感覚ではないのだろうか?

 
10月25日(水) ★おろし蕎麦    

養護学校の生徒をひとり預かっている。先週から職場体験実習というもので、近くの茨城県立協和養護学校の2年生の生徒を1人預かっているという次第だ。名前は藤田君(写真)と言い、現在高校2年生となる。若干の学習遅れで一般の高校には通っていないが、学習面では劣るものの、地道な作業、繰り返しの作業、忍耐を必要とする作業は、一般の高校生より長けている。たいしたものである。『人間、一生懸命、ひとつの物事に集中する』ということほど、美しいものはない。彼はそれを地で行っている。    彼からは学ぶべきことも多い。 金曜日までの二日間、残りわずか、頑張ろう。

さて、きょうはお天気も回復し、布団干しに洗濯物と捗る一日となりそうだ。そんなときには、やはり、蕎麦。 昼飯は蕎麦が良い。うどんでもいいのだが、そこは、それ、蕎麦粉屋なので、やはり、蕎麦。 大根の良いものがあったので、たっぷりすりおろし、おろし蕎麦とする。窓を開けて、心地よい秋の空気を胸いっぱいに吸い込み、蕎麦も思い切りすすり込む。至福のひと時。さあ、午後の仕事も頑張ろう!

 
10月24日(火) ★永坂更科・新宿駅店    

加山雄三を少し崩した顔でがんばっている日ハム、ヘッドコーチの白井一幸氏。私が大学四年の秋に明治神宮野球大会に出場した時に、私の横に居たっけ。彼は駒沢大の主将、私も某大の主将。すぐ脇に彼がいて、関西訛り(彼は香川県の出身)の妙に馴れ馴れしい言葉が、つい昨日のように思い出される。彼も出世したものだ。野球で飯が食えるということは、東大合格よりも難関なのには異論はないだろう。

それにしても、きょうの日ハムの二番手で投げた 武田 久投手の身体の小さいことといったらありゃしない。見た目は175〜6センチかな、と思ったなら、調べたなら170センチジャストではないか。ヤクルトの石川投手の次にプロでは小さいのではなかろうか。ところが、その躍動感あふれるピッチングは彼の身体も大きく見させてくれる。これは、私たち一般人にとてもタメになる。勢いある人間は心も身体も大きく見えるものだ。

さて、午後2時より都内西新宿へ所用で向かう。昼飯は食べていったのだが、夕刻前、妙に腹が空き、永坂更科・新宿駅店にて腹ごしらえとする。5時30分の約束にまだ少し間があったので、吸い込まれるように入店する。この永坂更科新宿駅店は面白い造りになっていて、時間のある、ゆっくりできる人はキチンとした座って食べるテーブル席で、時間のない人は、その脇にある、立ち食い形式の店舗で・・という具合になっている。私は差ほど時間がなかったので、立ち食い形式の店舗で食べた。食券を買う方式になっていて、肉天付き、もりそば・650円を注文。ひっきりなしに客が来ているので、もちろん、蕎麦もあらかじめ茹でてあるようだ。なので、1分と待たずに肉天蕎麦が出てきた。天ぷらもあらかじめ揚げてある模様。

永坂更科の立ち食いということは、いわゆる、ルイブィトンのようなブランドものである。だからと言うわけではないが、茹で置き、揚げおきの蕎麦と天ぷらなのだが、とても美味しく感じられた。少なくとも、そのへんの駅の構内にある立ち食いよりは、数段きり、レベルが上のような気がした。特に、つゆは実際の本店にて出しているものと同じようなものであった。食べ終わった後、脇の落ち着いて着席して食べる店舗のほうを、ちょっと覗いてみたが、価格も立ち食いとは違うし、もちろん雰囲気も違う。今度はそちらの方に入店してみて、脇の立ち食いとの違いを探ってみたいと思う。価格も着席して食べるほうのが、2〜3割高めの設定にしてあるみたいだ。また2ヵ月後には何でもかんでも行かねばならないので、是非とも着席店舗のほうに入り、提供される品物の違いを分析してみたい。まあ、大急ぎでの都内への出張であったが、そのようなことでもそれなりに課題を貰い、有意義な午後を過ごせた次第である。

 
10月23日(月) ★テイスティング    

同じロットの玄そばでも微妙に違う。その原料と石臼との相性とでも言おうか。石臼も見た目同じでもそれぞれ癖がある。

そのようなことで、きょうはテイスティング検査を行った。石臼で挽かれた粉を、挽かれた瞬間に少量取り出し(石臼の下に窓が付いていて粉を取れるようにしてある)、舌の上にのせて、全神経を舌先に集中させて舐め回してみる。粒度、甘み、鼻孔に抜ける香り、コクなどなど、それぞれ一台ごとに行う。    ひとつ終わるたびに水を用意しておいて、口をゆすぎ、違う石臼のものへ移行していく。

私はこのやり方がいちばん良い検査の方法だと思っているので、原料ロットの切り替わり時期だとか、クレームだとかあったときに時々行っている。このやり方は、あくまでも粉そのものの良し悪しを決めるもので、製麺適正とか、加水量の具合だとかを見るためのものではない。粉本来の旨味を検品するものである。まあ、でも、この舌先の検査で旨味や甘みのあるものは、すべてにおいて合格品となることが多い。

関連することで、昨晩は弊社のなまそばの試食検査を行ったことはこの日記にも書いたが、きょうは同じように生ラーメンの試食を行った。なまそば同様、この生ラーメンも弊社ではすべて女子社員に任せてある。弊社女子社員はそのような意味で、もちろん機械でではあるのだが、製麺技術を身につけているのでたいしたものである。これも我が社の自慢のひとつでもある。さて、麺そのものの検査なので、ザルらーめんにしてみた。少し量が多すぎたかな、と思ったが、かなり美味かったので、瞬く間に食べ終えてしまった。昨晩同様、どこへ出しても満足させられるレベルで、ホッとした次第である。

 
10月22日(日) ★中学野球審判と昼寝を貪る    

きょうは前の桃山中学で石下中学とのオープン戦。新チームになってからはまだ勝っていない。2連敗。きょうは? 2対0の完封勝ち。二男、先発して14奪三振。(7イニング)ナイスピッチング。打つほうも2打数2安打、二つの敬遠のフォアボール。ナイスゲームだ。主審をやったが、マスク越しに見る高めのまっすぐはなかなかのキレ。カーブも良い。ここ最近ではいちばんのベストピッチングだ。

午後からは店番。北海道新そばも一回りし、常陸秋、新そばも一ヶ月後。パラパラとお客さんは見えていた様子。ちょっとのんびりムードで午前中の審判(2試合)の疲れを癒すべく、昼寝を貪る。野球とのんびりムードできょうはなかなか良い日曜日である。

夜は弊社、北海道新そば使用のなまそばの出来具合を見るために食べる。この製造は女子社員にすべて任せ切りなので、時々食べて仕上がり具合を見る。温かい肉汁をつくり、肉汁つけそばとして食べる。これだけのレベルに仕上がっていれば、十分にお客様を満足させられる。ホッとした。

 
10月21日(土) ★常陸秋そば    

まだ新そばではないが、弊社の看板製品の 丸うすそば粉 使用の製品である。
結論から申すと、そのへんの蕎麦屋さんの蕎麦よりもレベルは高い。昨年産の常陸秋そばなのだが、これだけの色艶にほのかな甘み、ノドゴシの良さ・・京都の一流料亭で提供される懐石料理に匹敵するような逸品である。

添付のめんつゆも昆布だしが利いて、まろやかで旨味抜群。 京七味も例えは悪いが、昨日お亡くなりになられた藤岡琢也の如く、名脇役振りを演出している。これから丸うすそば粉も常陸の新そば粉に変わっていくが、そのときがまた恐ろしい。どのような一品、逸品になるかということにおいて。 詳細、ご注文はどうぞこちらから

 
10月20日(金) ★タワー蕎麦    

常陸秋そばの新そばまだですか?という問い合わせが多くなってきた。多い日(・・でも安心?どこかで聞いたことのあるCM)には数十件になる。その都度、事務、営業に11月の20日ぐらいからです・・と丁寧に答えさせている。

弊社は常陸秋そばの産地の中に工場を持ち、製粉しているので、徐々にではあるが、その常陸秋そばの専門工場として知られてきつつある。ホントに有難いことだ。 お客様が常陸秋そばの蕎麦粉で蕎麦を打ち、「美味い!」と声を発した時の場面を心に描きながら日々仕事に従事している。産地の中での工場なので、他社よりはより良い品質の常陸秋そばを仕入れる独自のノウハウを持っているが、企業秘密的な部分もあるので、ここではそれを明らかにできないのであるが・・。また、御影石の一大生産地ということも弊社にとっては追い風となっている。ともかく、品質においては絶対に負けたくない!という信念の元、粉挽きを行っている。

昨日、TV東京で超大盛りの店の特集を放映していた。どの店も半端じゃない量のものであった。だが、出演者はペロリとその超大盛りの品を平らげていた。あっぱれ!なり。

そのようなものを見ていたら、無性に蕎麦が食べたくなり、そのへんに置いてあったものを寄せ集め、茹でて食べてみた。乾麺の蕎麦で500グラムはあったように思う。茹でるとたっぷり1キログラムにはなると思う。私も大食いには多少の自信があるので、ズルズル、ズルズルと食べ始めたのだが・・。ところが、最近、食事時にゆっくり食べることを心がけていたら、胃が小さくなったようで結局全部食べることができなかった。    まあ、でも、せっかくなので、この蕎麦を カキヌマ食堂の タワー蕎麦 とでも命名しておこう。

 
10月19日(木) ★日々雑考    

昨晩は所用で出かけてきた。つくば方面に出かけてきたのだが、TXの開通に伴い始発駅のつくば駅はもとより、次の駅の研究学園駅など、駅周辺の開発は凄まじいものがある。ついこの間、3〜4年前までは、野っ原だったところに片側2車線の道路ができ、大きなスーパーマーケットができ、見る見るうちにきれいな区画整理された街へと変貌を遂げていく。たいしたものだ。だが、反面、ニッポンも、そこに住む人の数、人口は限りなく減っていっているのだ。しかも、相対的に高齢者の人口比率は高まる状況ということで。

そのような環境の変化で潤う街の出現の代わりに、過疎化・高齢化に悩む地域も出てきていることは事実である。

物事にはそのように光があたり、眩しいぐらいに華やかな部分もあれば、光当たらず陰に細々と人目忍ばず寂しく・・という部分もある。
私はどちらかというと、後者のほうをじっくり観察して分析をしていく・・ということのほうが好きである。何か、蕎麦も最近はブームで華やかな食材のひとつにもなっているが、反面、物寂しい地味なイメージなところもある。そのようなことで、私は蕎麦粉挽きが性に合っていると最近つくづく思うようになった。

 
10月18日(水) ★秋はやっぱりラーメンも美味い    

ラーメンが食べたく、昼に茹でて食べてみた。乾ラーメンに醤油スープで。
美味い(麺が)、旨い(スープが)、上手い(茹で加減が)、うまい(何が?)、の四段活用でこの上ないご馳走となった。麺類は有り余るほど、廻りに埋もれているので、何もない時の昼食には事欠かない。とてもおいしく一気にすすり上げた。秋は何を食べても美味しい。私は食べ物の良し悪しにより無上の喜びを感じる。

 
10月17日(火) ★更科風の蕎麦を美味しく食べさせる店 さが藩  

中学の二男が野球の県西選抜の選手に選ばれたとのことで良かった、良かった。県西大会にも行けなかったので、それでも選ばれたということは珍しいケースとのこと。監督さんが話していたそうな。もちろん、中学という義務教育上、優先すべきものは勉強になるのだが、スポーツも大切だ。文武両道と言い。選抜の選手に選ばれているということは高校の野球部を選ぶ場合にもプラスになることはあってもマイナスになることはない。とりあえず、今夜は祝杯だ。

さて、昼前、つくば市から常総市のほうを巡回してきたので、早めの昼食をつくば市・倉掛というところにある、さが藩 という蕎麦屋で食べた。弊社の得意先にもなっている。特うすそば粉という石臼の内層粉を使用している。弊社の看板製品の丸うすそば粉とは対照的に、このそば粉はいくらか白めに仕上げてある。いずれにしても、看板製品のひとつであるということに変わりはない。

鴨汁蕎麦(名称はこれとは違っていたかも)900円を注文。更科系特有の滑らかな食感に鴨だしの効いた濃い目のつゆが良く合っている。白目の蕎麦なので、香りプンプンとはいかないが、ほのかな甘みがあり、この蕎麦は女性子供にも受けそうな蕎麦である。配合率はニハで他に十割蕎麦も用意してある。私はニハのほうを注文したが、とても美味しくあっという間に食べ終えてしまった。大盛りにしなかったのを悔いてしまったが、これだけの蕎麦であれば、レベルの高いつくば市にあって十分、3本の指に入るであろう・・それぐらいの出来栄えの蕎麦である。そのような蕎麦屋の原料を供給させてもらっているということはとてもやりがいのあることでもある。益々頑張らねば!

 
10月16日(月) ★オープン二日目の蕎麦屋 おはぐろそば  

10月15日オープンというから昨日のオープンだったわけだ。先日、弊社の蕎麦粉を納めさせていただいたので、出来具合は?ということが気になり先程食べてきた。先日、この日記で紹介した下館の大きな美術館の前の 永盛 の反対側である。(今回の店は美術館の裏手)

実はこのあたりには歩いていける距離に4軒の蕎麦屋があり、全部弊社の蕎麦粉を利用してもらっているので、ケンカを起きないのだろうかと心配になるが、先方からの引き合いなので断るわけにもいかず納めさせてもらっている。

店名は おはぐろそば という店。近くにおはぐろ神社というものがあるのでそこからの由来なのだろう。食べたものは 天盛りそば700円に大盛り代150円の締めて850円。ずいぶん安いな、と思ったら天ぷらには野菜しか使っていなかった。ヘルシーブームのなか、あえて野菜だけの天ぷらにしたのだろう。また、余談になるが、私は天ざると天盛りが両方ある場合には必ず天盛りを注文する。天ざるの海苔が邪魔だ。天ざるしかない場合には仕方なしにそれにするが、あえて海苔を抜いてなどということはできない。

さて、弊社の丸うす蕎麦粉と田舎蕎麦粉を使った蕎麦は手打ちだと思うが、思ったよりも細めで丁寧に打たれてある。弊社看板製品の蕎麦粉使用なので、もちろん香りもあり美味しい。つゆも濃いめだが、結構美味い。どこで修業したか不明だが、これだけの蕎麦におつゆ、そして、天ぷらの揚げ具合ならば先々も繁盛するだろうと思った。ただ、まだ営業二日目なので、客の応対がマゴマゴとしていたように思うが、それは時間が解決するだろう。

下館のこのあたりには(半径700メートル内)先程話した4軒のほかに2軒の蕎麦屋があり、客がその6軒のうちからいちばん美味しいところを選択して、甚だ競争が激しいと思うが頑張っていただきたい。

 
10月15日(日) ★六大学野球観戦    

神宮球場へ久し振りに出かけてきた。長男、二男も一緒についてくる。今回は車で出かけた。9時過ぎに真壁を発ち、11時に着くが、駐車場がいっぱいで入るまでに20分ぐらい待たされた。隣の第二球場では秋の高校野球の都大会を行っているし、第一球場は慶・明戦と早・法戦で明治が慶応に勝ち、早稲田が法政に勝つと早稲田の優勝となる。しかも、夜はナイターのヤクルト・巨人戦がある。こんなに神宮球場近辺が賑わっているのは久し振りに見た。

プロ野球のチンタラ野球(語弊があるが)を観戦するよりも、たまにはキビキビとした学生野球も良い。二男は現在野球をやっており、高校に行ってもやる予定でもいるので、時々は中央球界の野球のレベルの高さも見せないといけない。今回はたまたま、私も時間が空き、長男、二男も試験や部活が一段落したので行ったというわけだ。

このへんのレベルになると甲子園経験者もたくさんいるので、見ていても、あ、あの選手だなというのが判る。レベルも高い。特に印象に残ったのは、早稲田の3塁ベースコーチャーが名前はわからないが、全力疾走でベースコーチャーまで走っていく姿が見ていてとても気持ち良かった。スキンヘッドの頭を揺らして、さながら、100メートル11秒台ぐらいのスピードに見えた。完全な脇役なのだが、試合に出ていなくても与えられたポジションを全力でマットウする。このあたりが早稲田の伝統的な強さなのだろう。その早稲田が見事に優勝した。内野席いっぱいに入った早稲田の学生が歓喜の声援を送っていた。この秋の優勝で来春は早実の斉藤投手を迎えるにあたり、万全の体制ができたように思う。

帰り道、早めの夕食でも食べていこうかと思ったが、お兄ちゃんたちも神宮で蕎麦やらうどんやらカレーやらとたくさん食べまくっていたので、もうお腹一杯だよ・・ということで何も食べずに早めに帰って来た。最高の行楽日和のなか、とても充実した一日を親子共々堪能できた。

 
10月14日(土) ★チゲ鍋    

阿川弘之・食味風々録・・とても良い本だ。先日、隣町の図書館で借りてきて、今、読んでいる。食に関わる業をしている者としては、『本を読みたい!』と思った時は、どうしても食に関わる本に自然と目が移る。巷は 読書の秋 の季節の真っ只中である。秋の夜長に静かに本を読むことは心が和やかになる。

夜はめっきり冷え込んできた。半袖ではその冷ややかさに耐えられなくなってきた。食べるものも、温かいものへとどうしても移行していく。麺類も然り。ざるそば、ざるうどんから、かけうどん、かけそば、さらには、鍋焼きうどん等々に食の嗜好は変わっていく。

そのようななかで、我が家では久し振りにキムチ鍋(チゲ鍋)を造ってみた。本場、韓国の味に勝るとも劣らずのものができた。その昔、韓国へ旅行した時に、ソウル・明洞のとある食堂で食べた、海鮮チゲの味が忘れられない。魚介類をふんだんに使い、専門のチゲ鍋の素を入れてグツグツと煮込んだら、ほぼ、それに近い味になった。

きょうはお腹一杯で、ご飯や麺類をその余った濃縮されたスープに入れて食べることはできなかったが、明朝はどうしようか? 太めのうどんを入れてみようか。それとも、シンプルにご飯を入れて、チゲ雑炊といってみようか。明日の朝がとても楽しみである。

 
10月13日(金) ★四国の半生うどん    

穏やかな日だ。本来であれば、きょうは中学の野球の県西大会だったのだが、当、桃山中学は先日の市内予選で敗退してしまったので出場できない。残念だが仕方がない。

ここのところ粉の出荷具合がたいへんよく、とても忙しい。挽けども挽けども在庫がなくなる。石臼粉もロール挽き粉も。 何人かの知り合いが言うように、蕎麦の消費は伸びているようだ。昨日も書いたが、そのような業界の真っ只中にいて、確かにそう感じる。

15〜6年前、まだまだ当社の蕎麦粉が売れないときに、ひたすら新規の飛び込み営業などを暇さえあれば行っていた時期があったが、今はそのような必要などまったくなくなった。有難いことだ。その代わりに、仕入れ玄そばの良し悪しの確認、石臼のメンテ、挽砕計画(挽きすぎて古くなるのを避けるため)などなどに力を傾注するようになった。それから、それから、私のケイタイ番号は主な取引先の営業は皆、知っているので、新規の話はそのような営業から直接ケイタイにかかってくる。昨日も群馬の取引先から移動中にも関わらずに数回かかってきて、どこにいても応対、判断をしないといけない。先方の、「このような蕎麦なんだが、カキヌマさんの蕎麦粉ではどれ?」は私の判断により、そのような要望に適合させていく。全然、要望違いのものを薦めてしまっては、余計な経費と時間が無駄になる。そのようなことも私にとってはとても大切な仕事のひとつとなっている。

さて、食欲の秋とはよく言ったもので、暑くなし、寒くなし、それで、体調よし。また、海のもの、畑のもの、山のものと旬づくめで、周りには美味しい物がたくさん出回っている。食べ過ぎて胃袋を大きくしてしまっては肥満の元になるので、何事も腹八分目を心がけたい。先程食べた四国のうどんもとてもおいしく、300グラム茹でたのをあわよく、全部食べそうになったのをどうにか抑えた。ここの半生の讃岐うどんはとても美味しいので、私もときどき取り寄せている。    自分のところにも似たようなものはあるのだが、実際にお金を出して購入したほうのが美味しく感じるのは錯覚なのだろうか。

 
10月12日(木) ★月見そば    

普段、中に篭っての仕事が多いので、今日は一日、営業・市場調査等など、外へ出かけようと思い、9時前より出かける。いろいろ蕎麦屋など廻りたかったが、文明の利器とも言われる、ケイタイ電話の功罪とも言うべきか、諸問題の発生に伴い3時過ぎに会社へ戻る。急ぎの、それこそ突発の大口の注文に伴い、何とか間に合わせるべくでのやり取り。品物は間に合うが輸送手段での。夏前はあれほど注文があったのに、秋本番の今は注文があったにしても即納で。なかなかに厳しい。この手の品物は弊社にとっても出ないと困る品なのでどうにかやりくりは付いた。

弊社事務員には、誇り高き仕事をせよ!という意味の言葉を常に話してあるので、私がいない間にもどうにか上手く事が運べるようにはしてある。今回も無難に対処できたようで・・・。 とりあえずは、私がいつも話している『誇り高き仕事をせよ!』という意味が浸透したように思う。まあ、先方、当方にもベストの選択ができたのは良かった。

先日の十五夜はお天気悪く、月が見えなかった。その代わりにといっては何なのだが。 今晩は月は見えないようだが、月見そばを食べてみた。夜になり、きゅっと外気温が低くなると、このような種物の蕎麦も乙なものだ。

 
10月11日(水) ★蕎麦の花満開    

花満開。小学校に蒔いた蕎麦の花が満開だ。今年の10月は先日、嵐に近いような日が一日あったが、(海、山で遭難続出、合掌)それ以外はまあ、平穏無事といったところ。

このままだと良い感じに育ち、収穫量、品質ともたいへん良いのではないのだろうか。先程、その蕎麦の花を2〜3本もぎってきたので、それを見ながら蕎麦の花見酒といこう。きょうは飛びきり美味しい国産鶏のもも焼きがあるので、何よりのご馳走だ。一日の終わりに美味い食べ物に旨い酒(とは言っても、私は焼酎のサワー割り)があれば、気分良く明日を迎えることができる。

 
10月10日(火) ★連休明けでバタバタ    

きょうは都内巡回、並びに市場調査と行きたいところ、連休明けで業務がそれを許さない。ロール挽き粉も水戸の先の乾麺工場、また、遠方の三重県あたりからの工場の大口注文が入り、それの手配段取り、運送屋さんへの連絡等、やらねばならないことが多い。そうこうしている内に、昨日よりこれぐらい在庫あればきょうはOKだろうと思っていた石臼粉も、お天気の良さにつられてか、そちらこちらより注文入りひたすら挽かないと間に合わない。

都内巡回はまた明日以降にお預けだ。自分でできることには限界があるので、それぞれ責任者を各部署に配置してあるが、最終的な支持系統、判断は自分がやらねばならない。

いろいろな統計や人の話で、蕎麦の消費が伸びているということはよく聞くが、そのような業界の中にいると改めてそのことが実感できる。ともかく、忙しいということはとても良い事だ。

本来ならば、都内そちらこちらを廻り、疲れ果てた身体を 神田まつや あたりの焼き鳥とビールで癒し、〆にもりそば、いや、たまには天丼などもいいなぁ・・そのような至福の時間に浸りたいのだが、ま、それは今度ということにしよう。でも、どうしても晩飯の〆にまつやの蕎麦とはいかなくても、せめて、何かの蕎麦を食べたいと思ったので・・。タイミングよく、頂き物の蕎麦があったのでそれを茹でて食べたが、ノドゴシ良く、とても美味しかった。    さあ、もう一頑張りして粉をタンクに溜めよう。

 
10月9日(月) ★午前中、大洗、夜は十割蕎麦    

午前中は大洗一中へ練習試合を観に行く。高速を使うと一時間で行くので、迷ったが行くことにした。7時30分には家を出て、8時30分には着いた。阪神・井川の母校かと思ったら、井川は隣の大洗南中の出身。こちらは水戸商業高から西武、巨人と渡り歩いたデーブ大久保の出身中学ではなかったろうか?

結局、2試合見て急いで帰る。午後は明日からの出荷に備え、石臼を回さなければならない。試合は2試合とも負け。だいぶまとまりは出てきたのだが、詰めが甘い。監督がかなきり声を上げて選手を怒鳴り飛ばす気持ちが痛いほど分かる。指揮者が笛吹けど選手踊らずでは相手には勝てない。試合に出ている9人のうち、機転の利く選手、いわゆる、ある程度のレベルに達している選手はこちら桃山中は3人、あとせいぜいひとりの4人といったところ。強いと言われるチームは5人から6人ぐらいいる。だから、当中学は負けるのだ。中学という義務教育での部活なので難しい面もあるが、普段の生活から変えていくと野球の試合においても機転の利く選手にはいくらかなれる。センスを磨いて欲しい。

午後は2時には工場に戻り、むき実の張り込みを行い明日からの出荷に備え、チェックしながらひたすら石臼にて粉を挽く。少し陽気は暑めだが空気が乾燥しているので挽きっぷりはとても良い。先日取り替えた3、4号臼も調子は良い。

夜は十割蕎麦(乾麺)を茹でて食べる。乾麺の蕎麦もついにここまできたか・・というくらいの素晴らしいレベル。裏書を見たらホントに蕎麦粉だけしか使っていない様子だ。かなりの高レベルの商品なのでこれは売れているに違いないだろう。とにかく美味い、健康に良い。山形の板蕎麦の箱だけあったので、それに茹で上がった蕎麦を乗せて食べたら、より一層美味しく感じた。容器ひとつ変えただけでも料理は引き立つ。生卵入りのつゆで食べたので、〆の蕎麦湯が玉子入りスープとなり、これまた一工夫でとても美味しく感じた。きょうは疲れたので早めに寝よう。

 
10月8日(日) ★練習試合観戦と蕎麦屋 福家  

筑西市の関城中学との練習試合があったので見学に行ってきた。関城中は先日の市内大会で優勝しているので、強豪チームだ。息子先発して、3回までに7個の三振を取るが4回以降、2点、3点、1点(中学野球は7イニング制)と6点取られ、こちらは2点しかとれず敗戦。3回までとそれ以降のギャップが激しい。ネット裏で食い入るように見ていたが、3回まではアウト9個のうち三振が7個も取っているので、向こうの打者もまともにバットに当たらないのだが・・。

息子はまだ中学2年生なのだが、身長もすでに172センチぐらいあり、直球のスピードも130キロぐらいでているんじゃないかな・・それぐらいキレのあるボールを投げている。ところが、ランナーを出してセットポジションになると途端に荒れだす。原因は練習不足による体のブレ。投げ込み、走りこみ、シャドーピッチングにて身体の軸をしっかりさせなければならない。

都合で私は1試合目で帰って来てしまったが、2試合目は11対1にて勝ったそうだ。同一チームとのダブルは2試合目はこのように一方的になることも多い。尚、息子、2試合目はライトへの飛距離100メートルぐらいのホームランをかっ飛ばしたとのこと。

さて、帰る途中、時間も昼になったので旧下館市内にある 福家 にて蕎麦とする。先日この日記で紹介した 手打ちそば永盛 のすぐ近く。 天ざる800円を注文する。弊社の青かさねうすという中の上クラスの蕎麦粉を使用している。それをバラ掛け式の製麺機にて造っている。ツルツルシコシコの食感がまたたまらない。バラ掛けの麺機にて蕎麦を造っているので、加水量、配合率とも低めだがそれをノドゴシの良さでカバーしている。
  
このタイプの店はいわゆる普通の街中の蕎麦屋さんという位置づけなのだが、何の変哲もない蕎麦をつゆの味でもカバーしている。長年営業している老舗なので、つゆはかなり美味しい。このへんは最近の新興勢力の蕎麦屋のつゆよりもレベルは上のような気がする。だって、そりゃそうである。蕎麦に特徴がなければつゆにて差別化を図らないと、今の蕎麦通全盛のなか、店の営業が存続できるわけはない。ともかく、いわゆる普通の蕎麦をきょうは食べたが、これも何となく懐かしい感じの蕎麦でどことなく郷愁を感じた次第である。

 
10月7日(土) ★夕方の来客    

昨夕、東大野球部の井尻哲也さんのお父様が弊社にお出でになった。昼過ぎに電話があり、ご自身は京都大学出の関西の方なのですぐに井尻さんだと分かった。

蕎麦屋さんのことで相談があるとのこと。私も5時過ぎには時間が空くので、その時に是非いらしてくださいということでとりあえず電話は切る。

その5時過ぎ、井尻さんが同行者を連れて第二工場にいらした。もうひとかたの同行者はとても品の良い女性の方だった。紹介あるまでは気付かなかったのだが、この店長日記でも昨年の9月2日に取り上げたつくば市 春風 の女将さんだった。紹介されて思い出した。女手ひとつで立派に蕎麦屋さんを経営されている雰囲気のある女性だ。今も綺麗だが、若い時分は言葉は芳しくないが、そのへんの二流女優よりは断然きれいだったに違いないだろう、とそのぐらいに美人で雰囲気のある方である。蕎麦屋さんも営んでいるので話し方もとてもしっかりしているとともに、とても気遣いの出来る立派な方である。

それで、相談事というのは、今現在、その春風さんは会津方面の玄そばを年間分買い付けされて、やはりこれまた、会津のほうで蕎麦粉に加工していただき、つくばまで送ってもらっているのだそうだ。俗に言う、玄そばの委託加工をされている。このやり方は粉屋から蕎麦粉の状態でもらうより、自分のお眼鏡に合った玄そばを自分で選び、客に提供できるのでとても良い蕎麦粉の供給の仕方である。自分で探した質の良い蕎麦を客に提供できるので蕎麦屋冥利につきるやり方でもある。

ところが問題もある。それは、良い玄そばを自分でせっかく探しても、それを加工する製粉所が遠方であると、こちらの欲しいときに蕎麦粉が手に入らないということもある。さらに、加工しているところが見えないので、いつ加工したかが分からないなどという欠点もある。夏の暑いときに、先方の加工所の都合で2週間も前に加工されたものを送られてしまったのでは、蕎麦の挽き立て、鮮度という問題にも関わってくる。

利点もあればかなりの欠点もある。そのようなことで、つくばと真壁、車で30分である。自分で探し当てた良質な玄そばを是非近いところで加工してもらう・・そこで、井尻さんと一緒に弊社に加工をしてもらえないだろうか?ということでの訪問であった。甚だ、頼りにされることは嬉しく、とても有難いことなのだが、弊社も第二工場立ち上げ時はそのような委託加工も行っていたのだが、一昨年より自社製品が忙しく、機械に空きがなく委託加工の業務は止めてしまった。とても残念で心苦しかったのだが、そのような良い話もお断りせざるを得なかったわけだ。大雨振る中、お出でいただき大変申し訳なく断腸の思いでの決断だったが、どうかお許しください。

 
10月6日(金) ★安くて量のたっぷりある蕎麦屋 手打ちそば 永盛  

筑西市(旧下館)の美術館前に10月3日にオープンした店。脇で酒屋さんを営んでいるのだが、蕎麦屋のほうは息子さんが営業する。

弊社の丸うす蕎麦粉と田舎蕎麦粉のブレンド。最高の原料である。メニューは少ない。夜も営業しない。短時間、一局集中型店舗だ。このほうが効率はいいし、失敗も少ない。

先程行き食べてきたが、もりそば500円と天ぷら200円。しめて700円。もりの量も生蕎麦で240〜250g、大盛りで同350g。かなりの量だ。お父様のほうが私が食べている間、前にいていろいろ話したが、お客にとってはとても良心的なサービスである。『この価格で採算は合うんですか』と心配して聞いてみたが、お父様曰く『他の蕎麦屋が儲けすぎているんだよ』という答え。妙に納得した。まあ、本業は隣の酒屋のほうなのだから、資金的には余裕があるのだろう。

蕎麦も美味しいし(弊社の看板品使用なので当たり前か、えっへん!)、量もたっぷりだし、雰囲気も良いし、下館に来たら是非寄って見るとよい。街の中心部にある大きな美術館の前なのですぐに判る。

 
10月5日(木) ★乾麺の中華そば    

今から5年ほど前、平成13年頃は蕎麦の日本国内での消費が12万トンとも13万とも言われていたのだが、ここにきて15万トン(玄そば換算)を突破したとも言われている。消費は伸びているようだ。

同じように中華麺、いわゆるラーメンの消費は蕎麦の約7〜8倍の100万トンとも120万トン(原料小麦換算)とも言われている。国民食としての中華麺、ラーメンである。ところが、ここに来て、そのラーメンも外食としてのラーメンは横ばい、現状維持であるが、例えば、日清のラーメン屋さんやサンヨー食品のサッポロ一番などのインスタントの袋麺は横ばいどころか徐々にその消費は減りつつあるのである。カップ麺にしても然り。但し、あくまでも日本国内での話である。そのようなことから、大手カップ麺のメーカーも対海外輸出にて国内での減少分を補うか、または、超高付加価値のついた高額商品の開発にて生き残りを図らなければならないだろう。

何せ、日本株式会社も高齢化、子供の減少で確実に一人当たりの食べる量、胃袋は縮小しているのである。食品メーカーもそのようなことを念頭において、地に足がしっかりと根付いた経営戦略を立てなければならない。巷では確かに景気が良い様な話があるが、日本の人口は確実に減りつつあるのである。人生の峠を越えて年輪を重ねた人たちの数が相対的に増えてくるのである。その辺で、少し景気が良いくらいで浮かれている若年層も浮かれてばかりはいられない。とにかく、単一民族である日本に住む人、日本人は確実にその数を減らしていくのである。

かなり、前置きが長くなったが、昼飯にそのラーメンを食べた。いわゆる、油で揚げた袋麺のインスタント食品と違い、切り出した麺を自然乾燥にて乾かした乾麺なので、どことなしかヘルシーな感じがする。事実、食べ終わったあとの後味が良い。油物を食べた後の胸焼けがしない。このような自然な麺ならば高齢者も食べるだろうと思う。
弊社は蕎麦粉の製粉が主要業務なのでどちらかと言うと、若い人よりも高齢者の客を相手にする場合が多い。そのような意味で地にしっかりと足を付けて商いをしていこうと思っている。

 
10月4日(水) ★来客    

午前中、茂野製麺さんの会長さんと社長さんが来社された。棒状乾麺だけではなかなか頭打ちで厳しい現状なので、いろいろと模索しているようだ。 弊社会長を交えて4人でいろいろと歓談をする。途中、弊社のさぬき麺機を使った手打ち式うどんの製造工程も見学していただいた。さらに、出来上がりのうどんも試食もしていただく。女子社員に茹で工程を頼んだが、茹で時間は9分でお願いね!と頼んだが、きょうのは麺線が少し太かったのか、少し硬めに茹で上がってしまい、失敗したことを悔いる。何せ先方は日本でも有数の乾麺のトップメーカーなので麺についてはプロ中のプロだ。

その後、下館の製麺会社が直営で出店しているお店へ行くというので案内した。辺鄙なところに所在しているので、私の先導車にて誘導した。その製麺会社にも訪問することは連絡してあったようだが、先方社長はあいにく不在だったのでその直営店で食事をした。そばとうどんの合い盛りセットのようなものを注文した。製麺会社が出している麺の店だけあってかなり美味しかった。特にうどんが自社製の手延べうどんを使用しているので何ともいえない食感だった。判り易く言うと、 味の民芸うどん(明星食品) のような麺を思い出すとよい。それと同じような麺だ。その後、茂野さんたちは境町にある、やはり、同業の製麺会社へ行くというので私はそこでお別れして帰社した。

立派な会社の偉い方が来ると結構気疲れするが、それも終了するとホッとした。何せ、若干の蕎麦粉も取引させてもらっているので、粗相のないようにするのと、弊社の印象も良く感じていただかないといけない。そういう意味では、自社の紹介プレゼンをしているような心境で、ひとつのプロジェクトが終わったというような、私の中ではかなり大きな気がかりな事項でもあったということも事実である。まあ、とにかく終了したので良かった。

昨日、今日と機械屋さんが入り、第二工場の三号臼、四号臼を交換した。両方ともとてもよく挽けているのだが、三号臼が何所かへぶつけたのだろうか? 少し破損している。粉の出来上がりにはまったく関係はないが、A型人間の完全主義者としては少々気がかりだがこれも受け入れなければならないだろう。機械屋さんだって目立てメンテナンス途中、弾みでどこかへぶつけてしまうことはある。その時の傷だろう。粉の挽け具合にはまったく関係ないのだからそのくらいのことは我慢せねばならない。

臼の複数交換時には必ずそのうちのどれかには何かに不具合を起こすものだ。完璧など今までに味わったことなどない。 見た目良くても、挽けないよりは、少々不細工でも性能が良い方が有難い。人間もそうではないのだろうか?
いくら、美男、美女でも性格が悪いと1ヶ月もすると飽きて嫌気がさすのと同じで、臼も見た目よりは内容が性能が物を言う。このような一個の臼の不具合ということでも、ヤンキース松井選手の話す『どのような環境におかれても、それを受け入れて前向きに楽しむ』 そのような心境にならねばならないと言う言葉を思い出す。私はこの言葉が大好きだ。

 
10月3日(火) ★花が咲いた    

きょうから日高製粉機が入る。かねてより依頼してあった第二工場の3,4号石臼の交換並びに他の諸機器のメンテだ。明日まで2日間で行う。

また、明日は千葉の茂野製麺の会長さん及び社長さんがみえるというのでこちらのほうも気がかりだ。弊社の生麺の製麺機を見学したいとのこと。以前よりお願いされてたのとともに、常陸秋そば粉も納入させていただいてるので断るわけにはいかない。

先週もそうだったが、遠方よりの(オーストラリアから)来客は粗相のないように御もてなししないといけない。結構神経を使うががんばって接客しなければ。明日は先方の方々も年配の人たちなので、弊社会長にも手伝ってもらう予定だ。

先程、真壁小学校の蕎麦畑を見学に行って来たらきれいな花が咲いていた。もう少しで満開だが、陽気も良いのでよく見たら虫が飛んでいた。これで受粉を行い、きっとふっくらとした実が付くことだろう。

 
10月2日(月) ★雨の月曜日の朝    

土曜日の夜は虚脱感を解消するために友人と 養老の瀧 という居酒屋チェーン店に行って来た。ツマミ類5〜6種、ビール二人で3杯(中生)、ワインハーフボトルも取って3840円とは驚きだ。安い。 

チェーン店方式かフランチャイズ式かは分からないが、これで採算は合うのか?と客である私たちもびっくりしてしまった。ツマミ類も焼き鳥盛り合わせにしてもシュウマイの大きいやつ(ショウロンポウ)にしてもサラダにしても量もたくさんあり、味も良い。そのようなことからか私たちが入店した19時にはもうすでに満席で、どうにか1テーブル空いていて座れたということだ。後から来た客は残念な眼差しで帰って行った。居酒屋なので回転率は甚だ悪いために待っていてもしかたないのだろう。  ま、よい気分転換になった。

昨日は昨日で、野球部のグランド整備のお手伝いをする。少々、吐き気模様の中、草取り、穴掘り等など、かなりの大汗をかいたのでそのような残っていた酒も全部汗となり体外に排出されたようだ。終了したときのポカリスエットがとても美味しかった。

その後はやはりグランド整備でお腹の空いている中学生のお兄ちゃんと一緒に ラーメンだい友 というところに行き、味噌ラーメンのセットを食べてきた。ここのラーメンは只今のところ私の中ではNO1のものとなっている。これだけの味を出していれば都内だろうが、札幌だろうが、博多だろうが、どこへ出しても恥ずかしくない本物の味と言えよう。

そのような週末を過ごし、きょうから1週間の始まりだ。雨の月曜日の朝で気分は落ち込みそうだが、良い気分転換もできたので、なんかとてもスッキリとした気分だ。昨日の筋肉労働で身体の節々が少しだるいが、痛みとなるのは明日からだ。今週は明日から機械屋さんも二日間入り、いろいろとやらなければならないが気分は充実している。

 
10月1日(日) ★結局、野球は負ける    

結局、中学野球のほうは県西大会には行けなかった。2日目の第一試合が前日の悪い流れを引き継いでしまい、何事も後手後手に回り6対4にて負け。最後の4試合目でどうにか勝ったが、1勝3敗では5チーム中4位で予選敗退だ。

スポーツには、たら、れば、(ニラレバはあるが)もし、などという仮定の話はないが、あえてこの予選敗退の原因をさぐれば以下のようなこととなる。

今シーズンはこのチームはこの大会前までは公式戦、オープン戦含めて15勝4敗とV9時代の巨人軍のような戦跡を残していて、もちろん、この市内大会も4勝0敗、もしくは、3勝1敗ぐらいをもくろんでいた。ところが、初戦、ずっ〜と学童野球時代から勝利したことのない大和中学というところにあと一歩のところまで迫り、サヨナラ負け。しかも、7回表のこちらの攻撃時、2アウト、2,3塁で1番打者がカ〜ンといい当たり、やった、2点が入ったと思ったら打球が伸びすぎで相手のセンターに好捕され、その裏に1点取られてのサヨナラ負け。このことがずっと尾を引いていたような気がする。

もし、この打球が抜けていて点数が入っていれば、おそらくこの試合も勝っただろう。そして、その後もよい感じで試合を運べたに違いない。気分転換出来ずにズルズルと引きずってしまった。よくあることだが、これを弾みにまた頑張ってもらいたいものだ。

我が息子は4試合中2試合に先発、他の2試合もリリーフで、2日間4試合で300球ぐらい投げたが、昨日、肩のほうを聞いても、少し張ってるぐらいだ・・と言うぐらいなので基礎体力は徐々についてきたように思う。バッティングのほうも右に左に快打連発していたのでこのまま伸びていって欲しい。

そういうわけで親ばかとしても試合に負けたことがとても残念で、言いようのない虚脱感に襲われた。昔、大学4年の秋に、念願の神宮大会に出場して試合が終わったときのように、高校、大学と野球を続けてきてそれがもう出来ないというように、脱力感、虚脱感、重い疲労・・あの時は1週間どのように生活していたのか分からないほどに力が抜けてしまったが、今回もそれに近いような気がした。自分ではプレーはしていないのだが、かなりショックだった。これからも、このようなことで一喜一憂できるのは有難いことだと思うようにしよう。

 
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プロフィール
【名前】 柿沼 勝雄
【血液型】 A型
【星座】 いて座
【趣味】 野球・仕事
【性格】 まじめ・頑固
【好物】 麺類・イカの塩辛