3月29日(火)

午前中はいつものように第二工場にて粉挽き。
1月末にこちらを担当している男子社員が、退社したために最近は一週間のうちに半分ぐらいは工場内に入っている。
5月か6月にごく身内の人間が当社に就職するために、それまでは補充せずに行くつもりだ。
乾麺が昔に比べてだいぶ暇になったために一人減ってちょうど良いくらいだ。

昼休み、春の選抜の常総学院が負けるのを見届けて最近下妻市に開店した蕎麦屋に食べに向かう。
先発投手があれだけ調子が悪くてはどうにもならない。よく最後に1点差まで追い上げたものだ。

さて、その新しくできた蕎麦屋であるが店もきれいだし、デザインも良いし、メ ニュー表も写真付きでとても立派だったので、出てくるそばにもほのかに期待した。注文したそばは天付きの板蕎麦というもの。1000円也。最近これに凝っている。ところが、出てきたものを食べてみてがっかり。はっきりいってまずい。
天ぷらの海老は中まで火が通っていないし、そばはきしめんのようにペナペナで水っぽく、あの山形名物の板蕎麦のイメージからは程遠い。
店主がまだ若く、どこかでちょっとだけ見習いしただけで始めた蕎麦屋のようだ。これではいかん
粉の仕入先も分かったことだし、少し経ったらまた来て、店主とじっくりと話合ってみよう。店の外観がとても良いだけにもったいない。
お互いが良い方向へ向かうように私も持っているものを全部吐き出したいと思う。そういうわけで、写真も一通り撮ったが割愛。

このまま帰る訳にもいかず、口直しとばかりにもう一軒の蕎麦屋に寄ってきた。
それは、道の駅しもつま内にある、そば打ち名人亭と言う蕎麦屋。人が、放って置いても自然と集まってくる集合施設のなかにあるような飲食店は往々にしてまずいのが定番であるが、ここは例外である。
店名の通り、地元の蕎麦打ち名人が丹念に手打ちしたそばを食べさせてくれる。注文したそばは、鴨せいろ980円也。
値段の割には量もたくさんあり、なかなかうまい。
そば粉は地元の農協製のものを使用しているが、時々は弊社の丸うすそば粉も使っていただいている。脇にある農産物館には、新鮮な野菜や地元の特産品のほかに手打ち道具や小袋の手打ち用粉も販売している。もちろん弊社の小袋のそば粉も置いていただいている。

それにしてもきょう一軒目に寄った蕎麦屋だが、とにかく店造りが良いだけにもったいない。
そばがおいしくなったのを確認したらこの日記で紹介したいと思う。

 
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3月25日(金)

朝から強風が吹きまくっている。
冬に逆戻りしたようだ。
次男が今度中学生となるが、今日は中学の野球部の一日体験練習とかで朝から張り切って出かけていった。かなり寒いが怪我などしなければ良いが。

ここのところ、少し陽気が良かったためにそば粉の出荷具合がいいようだ。気温が五度上がっただけでだいぶ違うようだ。

午前中、粉挽きの作業に追われお昼までかかってしまった。蕎麦屋に行こうと思ったが、冷蔵庫を開けたら弊社の製品である、二八生蕎麦の残りがあったので300gほど 茹でて食べる。
写真のがそうである。
このように蕎麦屋に行けないときは自社製品の官能検査をする。
最近は、なまめんを作る作業は女子社員の担当としているために気が気でない。でも、見ていると細かい気配りは往々にして女子のほうが優秀である。

第二工場で石臼が4台並んで回っているが、お客様よりこの4台でそれぞれ1番粉から4番粉まで取り分けているんですか?という質問を受けるが、石臼の場合はそのような挽き分けは基本的にはできない。丸ヌキからの1本挽きで、(石臼の1回転でほとんど粉にしてしまう)篩いの粗さにより取り分けている。
なので粒度の違いからくる、白め黒めのそば粉の取り分けとなるのが一般的である。

それでは、1番粉から4番粉まではどのようにして取り分けるのか?少しまとめてみた。
写真にあるように(中国産の玄そばなので赤みを帯びたのもはいっていてもうしわけない)、丸ヌキから粗砕されたヌキ、さらには顆粒状のもの、最後に黒味を帯びた粉というように、弊社では10台のロールの製粉機を使い、取り分けている。

その、それぞれの段階・・・最初に丸ヌキから粗砕のヌキになる途中で篩って出てきたそば粉が1番粉。
次に、粗砕から顆粒状になる途中で篩って出てきたそば粉が2番粉。さらに、顆粒状から黒味の粉になる途中で篩って出てきたそば粉が3番粉。最後に黒味の粉をさらに篩って出てきたそば粉が4番粉となるわけである。以上のように数台のロールの製粉機を使い、段階的に粉にしていきその途中途中で採れた粉を順番で1〜4番粉と呼ぶようになったわけである。

それで、機械製粉の場合、そばの中心から粉になっっていくので白いものから黒いも のに移行していくわけである。少し長くなったが、以上がだいたいの流れである。

なんか、今日は日記ではなくなってしまったな。

 
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弊社の二八生そば   丸ヌキ、これをロール製粉機で挽く
粗砕されたヌキ
この粗砕の際に出来るのが白い1番粉
粗砕ヌキから顆粒状になったそば粉
この精製工程で出来るのが2番粉
顆粒状から黒味の粉になる途中
で出来る3番粉。やや黒くなる。
3月22日(火)

暑さ、寒さも彼岸までと言うがだいぶ陽気が春らしくなってきた。と同時に花粉症もだいぶひどくなり、市販の薬では対応できなくなってきた。
今から10年ぐらい前だろうか、当時へらぶな釣りに凝っていて、筑波山麓のなかにある霧の沼という管理釣り場で釣りをしていていきなり症状が出たのは。

去年こそたいしたことはなかったが、今年はひどい。
耐え切れなくなり、近くの医者へ行き目薬、点鼻薬、飲み薬の3点セットをもらってきた。これで少し楽になるといいのだが。

連休明けで朝からバタバタしていて昼飯を食べそこね、気が付いたら2時過ぎとなっていた。さて、そばでもと思い隣町にある、あけのアグリショップの蕎麦屋さんに行きそばを食べてきた。
ここは昼時間に行っても混んでいてかなり待たなくてはならないので、遅く行ったのが正解だった。
私のほかに客は一人だけ。注文したのは天ざるそば、750円也。天ぷらは地元で採れた野菜が中心。
写真にあるように5〜6種類はたっぷりある。
そばも生蕎麦の状態で200gはあると思う。
大食いの私でも十分に腹いっぱいとなる。

軒先にある、電動石臼がフル稼働だ。
弊社にて石ヌキとミガキをかけた玄そばを、1日に22.5kgは軽くそばに加工して、客の胃袋に収まってしまう。この近隣ではいちばんの繁盛店である。
挽きぐるみのそばもおいしいが、日高こんぶと隠し味にふんだんに使った、しいたけのまろやかさが出ているおつゆが絶品である。うまい。

宮山ふるさと公園のなかにあり、バーベキューやキャンプもできる。併設の直売所には地元の生産者が運んだ新鮮な野菜なども売っている。これからの季節、家族サービスにはとても良い所だ。是非。

 
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3月14日(月)

おとといの土曜日、真壁ピーチスターズ杯といった学童野球大会があり、その主審を務めてきた。
そのチームには次男がお世話になっているために引き受けたわけだ。本来であれば、土・日は仕事が結構忙しいので断りたかったのであるが、子供がお世話になっている以上、そうも言ってられない。

そういうわけで、今朝は起きるのがつらかった。
最近は中一日おいた次の日の朝に疲れがどっと出るようだ。

午前中、第二工場にて粉挽きの下準備をしていると(実際に石臼にかけられる状態にするまでは、結構手作業もある。)、東京の某玄そばの問屋さんが近くまできているので12時30分ごろ寄りますとのこと。
であるので、昼飯を一緒に食べようと思い、待機していた。何故かというと、玄そばの問屋さんの営業などと言うと、とりあえずは三井や住友のような大商社ではないにしても、全国各地を飛び回っているのでかなりの情報網を持っているのでこちらも勉強になるといった理由からだ。

というわけでもちろん向かった先は蕎麦屋。といきたい所だが、今回は蕎麦屋ではなく、鴨料理専門店の鴨亭という店。でも安心、もちろんそばもメニューにあります。弊社で手打ち用のそば粉を運んでいる。

注文した品は、鴨の石焼定食というもの。
ライスの代わりにせいろそばにしてもらう。
写真にあるように、鴨肉と野菜などを富士山の石の上で焼くというものだ。
鴨肉もかなり分厚く切ってあり、食べ応えがある。
そしてなにより嬉しいのは、この店は敷地内に直営の飼育場を持っているために、その鮮度の良さだ。
店の人が言うには、さしみでも食べられるくらいに新鮮なので少しだけ炙ったぐらいのレアの状態で食べてみてくださいとの事。
そのように食べてみると、なるほど良い牛肉と同じようで口の中でとろけるようだ。また、鮮度が良いために臭みもまったくない。

そばは主人曰く、手打ちで出すようになってまだ2年とのことであるが、かなり切り口のしっかりした甘みの強い、おいしいそばだった。弊社から挽き立てのせいろそば粉といった製品を運んでいる。アップの写真でも少し分かると思うが、常陸秋蕎麦特有のうぐいす色したそばだ。まだ、2年のキャリアといったことがうそのようだ。

窓から眺める筑波山の景色ものどかでとてもよい。
都会の慌しい生活に疲れたら、このようなおいしい料理を食べて、のどかな風景を眺めると、その疲れも癒される。 1500円から2000円ぐらいで昼の定食があり、また鴨なんばんや鴨せいろなどのそば・うどんの単品メニューもある。
夜は3500円ぐらいからのコースとなっているようだ。 是非、おすすめの店だ。

弊社からもすぐの距離であったのだが、あまり近いために行きそびれていたところだ。
灯台下暗しといったところか。
きょうは、おいしいそばにまた新鮮な鴨肉を食べて朝の気だるさも午後からは、一気に吹っ飛んだ。
某問屋のMさん、昼飯おごってもらいどうもご馳走様でした。

 
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3月 9日(水)

ここ2〜3日暖かい日が続いていると思ったら、異常なほどの花粉が飛び始めているようだ。スギ花粉、飛びスギ。困ったものだ。

所用で都内へ出かけた。もちろん、仕事がらみであるが。以前は何でも勘でも車を利用していたが、最近は荷物等のないときは小山経由の新幹線利用をもっぱら、得意としている。時間が有効に使えてとてもよい。経費も高速代やらガソリン代を考慮すると、たいした違いはない。

行ったついでに2軒ばかり蕎麦屋に寄り、そばをすすってきた。1軒目は最近、ハマッテいる山形の板そば。虎ノ門にある、出羽香庵といった蕎麦屋。
山形にある、庄司屋という蕎麦屋の東京支店である。山形の観光物産館の中にあり、パーテイションで区分けしているような店だ。注文したそばは板そばの普通盛、たしか900円だったと思う。
アップの写真にあるように、流行の挽きぐるみ系、太そば。噛み応え十分でうまい。歯に返ってくる、グルテンのハネカエリ係数からすると、配合率は7:3といったところか。いずれにしても、つゆとのバランスがよく、うまい。もういちど行ってみたい蕎麦屋である。

もう1軒は東京駅の八重洲口の裏の方にある、立ち食い蕎麦屋(いまふうに言うと路麺店とでもいうのだろうか)の、恵み屋 といった蕎麦屋。夜は立ち食いの居酒屋になるみたいで豊富なメニュー構成である。 注文したそばは恵み盛の小、320円也。
店の写真にあるように、十割そばをウリにしているようだ。店では見えなかったが、たぶん押し出し式の製麺機を使用したものだろう。立ち食いとはいえ、かなりレベルは高かった。

帰りに、東京駅に着いて新幹線の時間まで少し時間もあったので、昨年10月頃にできた新しい飲食街へ行き、店名は忘れたが牛タンの店で、牛タン定食1300円也を食べて、夜9時ごろ家に着いた。

ここのところ、昼と夜に関してはほとんど蕎麦を主食としている為、うれしいことに体重が2kgぐらい減った。あ、でも先程、定食を食べてしまったので少し増えてしまったかも。

 
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出羽香庵・板そば 出羽香庵
恵み屋・恵み盛 恵み屋
3月 3日(木)

1000、500、12。単位は万トンである。
この数字は何だかわかりますか?
食に関する数字である。
分かる人は相当のものである。

米、小麦、そばの日本国内で消費されるその原料段階でのおおまかな数字である。
そばは、たった12万トンの消費しかない。
昭和40年ぐらいよりはたくさん消費されているが、明治年間よりはひとり当たりの消費量は少ない。
もし、近い将来このそばの消費量が20万トンになったら日本人の平均寿命もあと5年ぐらい延びるのは必至だと思う。でも、そうなると人口構造のバランスが崩れてますます財政面で厳しくなり、増税になるのも困ったものだわな。

きょうの昼飯に、おそばやなかせいという蕎麦屋でそばを食べてきた。
食べながら、私は1年間にどのくらいのそばを食べるのかざっと考えてみたが、たぶん軽く
1000杯は食べているだろうな、と思った。
利き酒ならぬ、利き蕎麦などというのがあるとすれば、かなりの自信がある。
ま、商売(プロ)なのだから当たり前なのであるが。

さて、肝心のそばはあの山形名物の板そばである。最近、個人的にこれにハマッテいる。
注文したのは、天付き中盛というのである。1370円也。
写真にあるようにかなり太く、しかも固い。かみごたえがあり噛めば噛むほどにそばの味が
染み出てくる。
アップの写真にあるように、挽きぐるみ系のプリッとしたものが、口の中で弾け、その食感がまた、たまらない。
最近、このような挽きぐるみ系のあら挽きそばがまた流行りだしているようだ。
昔への回帰現象といったところか。

だいぶ前に、遊びで山形に行ったときに庄司屋といった店で食べたそばを思い出した。
なんかその支店が虎ノ門にある三井ビルに 出羽香庵 といった屋号で営業していると聞いたので、来週都内へ行く都合があるので是非、寄って見ようと思っている。
次の日記でもちろん紹介します。
ああ、それにしてもきょうの おそばやなかせいの板そば、うまかったなぁ。 満足。

 
   
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プロフィール
【名前】 柿沼 勝雄
【血液型】 A型
【星座】 いて座
【趣味】 野球・仕事
【性格】 まじめ・頑固
【好物】 麺類・イカの塩辛